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アイテム
集合的記憶のエージェンシー : 集合的記憶の社会学構築のために
https://doi.org/10.15024/00001641
https://doi.org/10.15024/0000164186596d54-670c-414b-8d78-adcd1d743f1d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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kenkyuhokoku_147_15.pdf (882.6 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-04-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 集合的記憶のエージェンシー : 集合的記憶の社会学構築のために | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Agencies in Arena : A preliminary study on sociology of memory | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15024/00001641 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
粟津, 賢太
× 粟津, 賢太× Awazu, Kenta |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 戦没者の記念追悼施設やその分析には大まかにいって二つの流れがある。ひとつは歴史学的研究であり、もうひとつは社会学的研究である。もちろん、これらの基礎をなす、死者の追悼や時間に関する哲学的研究や、それらが公共の場において問題化される政治学的な研究も存在するが、こうした研究のすべてを網羅するのは本稿の目的ではない。 歴史学的研究においては、これらの施設の形成過程の研究と社会的位置づけをめぐる議論があった。歴史において、欧米社会がいかに死を扱ってきたのかという社会史的な問題設定の中に位置づけられてきた。 一方、社会学的研究では、これまで国家儀礼に関する研究が主流であった。そこには、機能主義の前提があった。また、死の社会学という観点から、社会的に死がいかに扱われているのかという社会心理学的あるいは死生学的関心による研究も行われてきた。 歴史研究と社会学的研究というこれら二つの動向は、ナショナリズム研究や慣習的実践論、また「場」の理論を取り込みつつ、次第に記憶の社会学という現代社会学へ収斂しつつある。本稿の目的は、その理論的形成や問題領域を整理し、現代社会学理論の中に集合的記憶研究を戦略的に位置づけることにある。 集合的記憶の社会学は、物質的な基礎に着目することによって時間と空間を社会分析に取り入れるという点で、戦略的な高地を確保できる。また、そうした時間と空間における行為者としてエージェンシーを考える。ここでいうエージェンシーはある特定の記憶の場を目指した様々な社会的相互作用を行う主体である。それは儀礼を執行する主体であり参加者であり、言説を産出する主体でもある。エージェンシーが、ある特定の空間において(あるいはある空間に対して)、ある特定の時間の幅の中で、いかなる動きを示していったのかを考えることができる。 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Although rituals in contemporary societies have been the subject matter in sociology of religion, in recent researches of commemoration and war memorials in vast range of studies in vary area, from historical studies and area studies to psychological researches, gradually have formed a Sociology of Memory as a contemporary sociology. The theories of collective memory or memory studies in sociological fields show flourishingly their achievements. This paper investigates some sociological traditions, and examines how the legacy of Durkheimian school has been played an influential role and framing strongly to these studies as theoretical backgrounds. In this sense, this paper tries to show a preliminary assessment of sociological studies of memory. This paper stresses that both of Agency and Arena have to be taken in the theory of collective memory as analytical concepts. |
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書誌情報 |
ja : 国立歴史民俗博物館研究報告 en : Bulletin of the National Museum of Japanese History 巻 147, p. 437-463, 発行日 2008-12-25 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 国立歴史民俗博物館 | |||||
言語 | ja | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0286-7400 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00377607 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/ronbun/ronbun6/index.html#no147 | |||||
関連名称 | 第147集 収録論文 タイトルリスト | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
見出し | ||||||
大見出し | [共同研究] 戦争体験の記録と語りに関する資料論的研究 | |||||
言語 | ja | |||||
見出し | ||||||
大見出し | [Collaborative Research] Personal Experiences of War “1931-1945” A Survey of Japanese Written and Oral Records | |||||
言語 | en |