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後漠鏡の編年
https://doi.org/10.15024/00000676
https://doi.org/10.15024/00000676215c2c86-6247-4c9e-bde4-3235f1b41bd4
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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kenkyuhokoku_055_02.pdf (4.0 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-04-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 後漠鏡の編年 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | The Chronology of Later Han Mirrors | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15024/00000676 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
岡村, 秀典
× 岡村, 秀典× Okamura, Hidenori |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 漢鏡は,年代を測る尺度として大いに活用され,中国考古学と日本考古学との接点のひとつとなっている。本稿は,中国考古学の立場から,前漢鏡研究の続編として,後漢代の方格規矩四神鏡,獣帯鏡,盤龍鏡,内行花文鏡の4つの鏡式をとりあげ,型式学的研究法にもとついた編年を試みるものである。 その具体的な方法は,次のとおりである。まず一連の変化を示す単位文様の系列を想定し,次に1面の鏡における単位文様の共存からその相関関係を明らかにすることによりひとつの鏡式の型式分類をおこなう。これを各鏡式について実行したうえで,続いて共通する単位文様によって鏡式間の横のつながりを検討する。この型式に紀年鏡や漢墓での出土例によって実年代を与え,最後に洛陽や広州などでの漢墓編年と対比させることにより,組み立てた編年を検証する。 この編年にもとづいて後漢鏡を大きく3期に区分し,漢鏡5期,漢鏡6期,漢鏡7期とした。 1世紀中ごろから後半の漢鏡5期では,前代の方格規矩四神鏡と獣帯鏡が継承され,四神を主体とした宇宙観が変容していく過程がみられた。内行花文鏡もまた,前代の連弧文銘帯鏡から変化してきたものである。このような王葬鏡を継承した鏡式が主体となるなかで,盤龍鏡は立体的な浮彫表現をもってこの時期に創出され,獣帯鏡でも細線式から浮彫式のものが分岐した。 2世紀前半の漢鏡6期では,方格規矩四神鏡や細線式獣帯鏡の主文は鳥文や渦文に簡略化し,盤龍鏡も次第に簡略になっていった。内行花文鏡には蝙蝠座のものが出現し,おもに華北に分布するのに対して,浮彫式獣帯鏡は華南に分布が偏り,様式の分化が少しずつ顕著になっている。この時期にはまた,新しい宇宙観をもつ画像鏡や神獣鏡,虁鳳鏡などが創案され,漢鏡7期に受け継がれていった。 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Han mirrors have often been used as a measure to pinpoint historical periods, and have become point of contact between Chinese and Japanese archaeology. In this paper, I attempt, using style methodology based on the analysis of attributes, a detailed type-classification of the following four types of Later Han mirrors: TLV mirror with four guardian spirits; animal-belt mirror; relief dragon mirror; and linked-arc mirror. I also suppose a parallel relationship between the mirror types, establish a systematic chronology of Later Han mirrors, and finally, verify the chronology by comparing it with that of Han graves in China. On the basis of this chronology, I classify Later Han mirrors roughly into three periods, and attempt a comprehensive understanding of the stylistic changes that appeared in the design, inscription, mirror type assemblage, and spatial distribution. | |||||
書誌情報 |
ja : 国立歴史民俗博物館研究報告 en : Bulletin of the National Museum of Japanese History 巻 55, p. 39-83, 発行日 1993-12-10 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 国立歴史民俗博物館 | |||||
言語 | ja | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0286-7400 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00377607 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/ronbun/ronbun3/index.html#no55 | |||||
関連名称 | 第55集 収録論文 タイトルリスト | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
見出し | ||||||
大見出し | 共同研究「日本出土鏡データ集成」 1―日本出土鏡にかかわる諸問題― | |||||
言語 | ja | |||||
見出し | ||||||
大見出し | Joint Research: Compilation of Data on Mirrors Excavated in Japan 1―Questions Concerning Mirrors Excavated in Ancient Japan― | |||||
言語 | en |